5月の干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」はスペシャル版
本日、2015年5月12日(火)は、干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」活動に、山形市立第六中学校の3年9クラスの中から1クラス33人のみんなが修学旅行の一環として参加することになりました!東京の空模様は、今にも雨が降り出しそうな気配です。足もとを見ると、一面にシロツメクサが覆っています。早くみんなが到着しないかな〜★
みなさん、こんにちは!初めまして、BLUE BIRDの生姜塚理恵です。今日は、干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」のボランティア活動に参加していただけるということ、本当にありがとうございます。まずは、BLUE BIRD活動について、簡単に紹介しますね。活動全体をRe-visiting JAPAN活動として、3つあります。
1つ目は、多様性の素晴らしさ、大切さを伝えるためにデザインしたアクセサリー「Re"member"」@ソトコトオンラインショップ
2つ目は、日本伝統文化と自然環境をコラボしたワークショップの企画・運営@アースデイ大学
3つ目は、干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」@東京港野鳥公園干潟清掃活動をする場所、東京港野鳥公園の成り立ちについて知ってもらうことは、ボランティア活動をする上でとても大事なことになります。この場所は、魚河岸の建設のために、1966年〜1971年に埋め立てを開始しました。その後、1975年に渡り鳥の飛来を確認、自然が再生し始めたことをきっかけに、「もうこれ以上、自然を壊さないでほしい」と、市民運動が始まりました。その結果、1983年に24.9haの確保に成功して、1989年に東京港野鳥公園が誕生しました。依ってこの公園は、
①人口の埋立地に再生した自然②住民主導で誕生した公園③生物多様性豊かな環境の保全④アミューズメント型公園ではない
という特徴をもっています。
さあ、みんな〜、いよいよ干潟へ向かいます!リヤカーを引っ張ってくれる人、手を挙げてください。道具運びからボランティア活動は始まりますよ〜★干潟までの道中にある草木の様子も見てくださいね。人間目線で刈り込んでいないので、下草もいっぱいです。
はい〜干潟に到着しました!岩場にはカキ殻がたくさんあるので、足もとを気を付けてくださいね。みんな、靴カバーを装着して、気合入っている感じがいいですね〜★今日の活動は、前半に清掃活動を中心にして、後半に生きもの観察をします。
BLUE BIRDでは、海と陸をつなぐ場、干潟の清掃活動を通して、渡り鳥を中心にした生きものや、清掃する場所だけでなく渡り鳥が飛来する地域の生態系を保全していることという、多様性の素晴らしさや大切さに気付くことを目的にしています。自分の五感を使って色々なことを感じ取ってもらえればいいなと思っています!
「先生、こんなゴミを拾ったよ!」「お〜そうかっ」みんな真剣な眼差しです。
そろそろ後半、生きもの観察の時間になります。今回は、レンジャーの西川さんと山崎さんにもご協力していただきました。西川さんは、シャベルでカニの巣穴を掘って、カニを探しているところです。小さな砂団子は、カニが砂に付着した有機物を吸い取った後、器用に丸めたものです。彼らは、干潟の砂をサラサラにする役割を担っています。
男子グループもトングを使って砂を掘っているところです。この辺じゃない?どれどれ。あー、カニが出てきたよ!本当だ。
何が入っているんですか?この中に、みんなが見つけた大きいカニや小さいカニが入っているんだよ。
ねえ、見て!カニを捕まえたよ!砂の上をよーく見ると、鳥の足跡がいっぱい!カニを食べに来ている証拠です。この干潟は、渡り鳥にとっての「エアポート」です。南半球から旅してきたコアジサシが魚の稚魚を目がけて海にダイブする姿がありました。
さあ、そろそろ終了の時間になってきました!みんな〜、トングの置き忘れなどないか確認してくださいね〜自分の「収穫」したゴミを持って記念撮影するよ〜
はい、チーズ!みなさん、お疲れさまでした!今日は、本当にありがとうございました!
私:明日はどこにいくの?
女子生徒:明日は東京ディズニーランドに行くんです!先生が、ディズニーランドではなく「デズニーランド」って言うんですよ。ティッシュも「テッシュ」って言うの。
先生:いいじゃないか〜(笑)
女子生徒:先生、私、リヤカーの後ろに乗ってもいいですか?
先生:今回、この干潟清掃活動が一番人気だったんですよ。クラス毎にくじを引いてこのクラスが当たったんです。
私:そうだったんですか!私もみんなに会えるのを楽しみにしていました。私自身の修学旅行を振り返ると、観光旅行として、行く先の風光明媚な所や美味しいものを食べるという、ポジティブな側面を観に行くことを目的にしていたことを思い出します。今回の山形市立第六中学校の修学旅行は、まず最初にその地域でのボランティア活動を通して、今現在の姿を知ることからスタートする。素晴らしいなと思いました。
中学生としての残りの時間を思いっきり楽しんでくださいね!
ありがとうございました。
posted by 生姜塚理恵
みなさん、こんにちは!初めまして、BLUE BIRDの生姜塚理恵です。今日は、干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」のボランティア活動に参加していただけるということ、本当にありがとうございます。まずは、BLUE BIRD活動について、簡単に紹介しますね。活動全体をRe-visiting JAPAN活動として、3つあります。
1つ目は、多様性の素晴らしさ、大切さを伝えるためにデザインしたアクセサリー「Re"member"」@ソトコトオンラインショップ
2つ目は、日本伝統文化と自然環境をコラボしたワークショップの企画・運営@アースデイ大学
3つ目は、干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」@東京港野鳥公園干潟清掃活動をする場所、東京港野鳥公園の成り立ちについて知ってもらうことは、ボランティア活動をする上でとても大事なことになります。この場所は、魚河岸の建設のために、1966年〜1971年に埋め立てを開始しました。その後、1975年に渡り鳥の飛来を確認、自然が再生し始めたことをきっかけに、「もうこれ以上、自然を壊さないでほしい」と、市民運動が始まりました。その結果、1983年に24.9haの確保に成功して、1989年に東京港野鳥公園が誕生しました。依ってこの公園は、
①人口の埋立地に再生した自然②住民主導で誕生した公園③生物多様性豊かな環境の保全④アミューズメント型公園ではない
という特徴をもっています。
さあ、みんな〜、いよいよ干潟へ向かいます!リヤカーを引っ張ってくれる人、手を挙げてください。道具運びからボランティア活動は始まりますよ〜★干潟までの道中にある草木の様子も見てくださいね。人間目線で刈り込んでいないので、下草もいっぱいです。
はい〜干潟に到着しました!岩場にはカキ殻がたくさんあるので、足もとを気を付けてくださいね。みんな、靴カバーを装着して、気合入っている感じがいいですね〜★今日の活動は、前半に清掃活動を中心にして、後半に生きもの観察をします。
BLUE BIRDでは、海と陸をつなぐ場、干潟の清掃活動を通して、渡り鳥を中心にした生きものや、清掃する場所だけでなく渡り鳥が飛来する地域の生態系を保全していることという、多様性の素晴らしさや大切さに気付くことを目的にしています。自分の五感を使って色々なことを感じ取ってもらえればいいなと思っています!
「先生、こんなゴミを拾ったよ!」「お〜そうかっ」みんな真剣な眼差しです。
そろそろ後半、生きもの観察の時間になります。今回は、レンジャーの西川さんと山崎さんにもご協力していただきました。西川さんは、シャベルでカニの巣穴を掘って、カニを探しているところです。小さな砂団子は、カニが砂に付着した有機物を吸い取った後、器用に丸めたものです。彼らは、干潟の砂をサラサラにする役割を担っています。
男子グループもトングを使って砂を掘っているところです。この辺じゃない?どれどれ。あー、カニが出てきたよ!本当だ。
何が入っているんですか?この中に、みんなが見つけた大きいカニや小さいカニが入っているんだよ。
ねえ、見て!カニを捕まえたよ!砂の上をよーく見ると、鳥の足跡がいっぱい!カニを食べに来ている証拠です。この干潟は、渡り鳥にとっての「エアポート」です。南半球から旅してきたコアジサシが魚の稚魚を目がけて海にダイブする姿がありました。
さあ、そろそろ終了の時間になってきました!みんな〜、トングの置き忘れなどないか確認してくださいね〜自分の「収穫」したゴミを持って記念撮影するよ〜
はい、チーズ!みなさん、お疲れさまでした!今日は、本当にありがとうございました!
私:明日はどこにいくの?
女子生徒:明日は東京ディズニーランドに行くんです!先生が、ディズニーランドではなく「デズニーランド」って言うんですよ。ティッシュも「テッシュ」って言うの。
先生:いいじゃないか〜(笑)
女子生徒:先生、私、リヤカーの後ろに乗ってもいいですか?
先生:今回、この干潟清掃活動が一番人気だったんですよ。クラス毎にくじを引いてこのクラスが当たったんです。
私:そうだったんですか!私もみんなに会えるのを楽しみにしていました。私自身の修学旅行を振り返ると、観光旅行として、行く先の風光明媚な所や美味しいものを食べるという、ポジティブな側面を観に行くことを目的にしていたことを思い出します。今回の山形市立第六中学校の修学旅行は、まず最初にその地域でのボランティア活動を通して、今現在の姿を知ることからスタートする。素晴らしいなと思いました。
中学生としての残りの時間を思いっきり楽しんでくださいね!
ありがとうございました。
posted by 生姜塚理恵
2015-05-18(Mon)