3月の干潟清掃 「渡り鳥サポーターになろう!」
こんにちは!メンバーのyukiです。
3か月ぶりの活動に参加したので書かせていただきます。
2月、関東では稀に見る大雪に見舞われたり、急に暖かくなったりしました。
これは、本来の日本の気候なのでしょうか。
みなさんは、日本には24の季節があることはご存知ですか?
月に2回、15日に1回のペースで季節が変わります。
今回は3月1日ということで、「雨水」の季節です。
→空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かう。

春の始まりの季節だということです。桜がきれいですね。
準備も終え出発です。

小雨という悪条件でしたが、
もっとこの活動に関わってくれる人を増やしていきたいですね!
と、歩いているとフキノトウがこんにちわ。

すでにここまで、出てしまっているのは苦いらしいですが、
愛らしいフォルムですね。
春の訪れを、ここでも感じましたね。
さて、干潟にいくと、
本日は「大潮」=干潮の差が一番大きい。
一番潮が引いている時間で、清掃する面積が大きくなった気分です。

清掃開始!

今回は、目立った大きなゴミは少ないかなと思いましたが、
どうやら、草むらの中で、ひっかかっている様子でした。
今回は生き物に詳しいTanakaさんが、干潟の生き物について教えてくれました。


このカニちゃんは眠っているそうです。
それにしても、干潟のいろとそっくりですね。
他にも何かいないかと、干潟に目をこらしてみると・・・

「あっ!!!!」

(タマキビとよばれる小さな貝の一種)
移動すると、その跡がくっきり残るんです。
こんなにがんばって移動しているんだなと関心していると、
Tanakaさんより、「タマキビたちは、水が嫌いで移動しているんだよ」と。
海に住んでいながら、水が嫌いだなんて笑!!
周りを見渡すと、陸のほうに向かって
せっせと動いているタマキビがたくさんいました。

休憩。
空を見上げると、たくさんのカモたちが、飛び立っていました。

休憩が終わって、清掃再開!Tanakaさんの講座も再開!
なにやら、見慣れない大きな植物が・・・

写真だと、普通の大きな葉に見えるのですが、
実際に触ってみると、葉がふさふさしているんです。
例えるなら、電車のシートのような・・・
なぜ、このような形状に至ったのか。不思議でしょうがないです。

なにか見つけたらしく、引っこ抜こうとしているもよう。

引っこ抜いたのは、そう、「大根」です!!!
どうやら大根が野生化したものらしく
和名「ハマダイコン」と呼ばれています。海岸や砂浜に生息。

その場で、大根の皮を削って、味見させてくれました。
ほど良いしょっぱさで、美味しかったです。
みなさんも見つけたら、ぜひ食べてみてください。

(MYナイフをサッと取り出し、華麗に削っているようす)
最後に集合写真です。

本日は、人が少なく、ゴミの量も総体的には少なかったといえます。
しかし、泥に紛れ込んだ、ビニール袋や、小さくて細かいゴミたちを取り除くことができました。
干潟に休憩にきた渡り鳥たちが食べてしまうのは、
大きなゴミではなく、小さなゴミであると考えます。
ゴミを食べて死んでしまう確率を減らせたことだけでも、成果だと思います。
そして、お昼ご飯のあと。
野鳥公園の観察センターにて、公開シンポジュウムが開催されているとのことで参加してきました。

テーマは「東京港の干潟における環境教育を考える」です。
この野鳥公園も参加している「フライアウェイパートナーシップ※」。
その取りまとめをしている、スパイク事務局長が招待されていました。
※渡り鳥の保全のための「連携協力事業」
日本は、東アジアとオーストラリア地域のパートナーシップに参加。

様々な地域の湿地で実施されている、環境教育の事例の紹介などなど。
各地域で、抱えている課題や、今後の展望などが発表されていました。
私自身の考えとして、
環境教育の最終の目標というのは、「地球環境をよくしていくこと」。
教育というツールを通して、地球環境問題への解決の手助けをすることだと考えます。
教育することが目的になっていては、
本当の意味で地球環境を良くなってはいないのではないかと、ふと、かんじました。
1つの地域でうまくいった方法を
テンプレート方式でやっていくのではなく、
自分の地域に合わせた、地域ならではの
「楽しみ方」
を周囲の人に伝えていく環境教育が大事だと思います。

地域で活躍している大人の方たちが集う場にもなり、
意見交換の場にもなったのではないでしょうか。
長い道のりでありますが、まず自分たち自身が、
湿地や干潟について「楽しんでいる」ことが
活動の成果につながると思います。
ブルーバードとしても、
干潟を楽しみながら、地球環境を楽しみながら、
活動していきたいと思います。
3か月ぶりの活動に参加したので書かせていただきます。
2月、関東では稀に見る大雪に見舞われたり、急に暖かくなったりしました。
これは、本来の日本の気候なのでしょうか。
みなさんは、日本には24の季節があることはご存知ですか?
月に2回、15日に1回のペースで季節が変わります。
今回は3月1日ということで、「雨水」の季節です。
→空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かう。

春の始まりの季節だということです。桜がきれいですね。
準備も終え出発です。

小雨という悪条件でしたが、
もっとこの活動に関わってくれる人を増やしていきたいですね!
と、歩いているとフキノトウがこんにちわ。

すでにここまで、出てしまっているのは苦いらしいですが、
愛らしいフォルムですね。
春の訪れを、ここでも感じましたね。
さて、干潟にいくと、
本日は「大潮」=干潮の差が一番大きい。
一番潮が引いている時間で、清掃する面積が大きくなった気分です。

清掃開始!

今回は、目立った大きなゴミは少ないかなと思いましたが、
どうやら、草むらの中で、ひっかかっている様子でした。
今回は生き物に詳しいTanakaさんが、干潟の生き物について教えてくれました。


このカニちゃんは眠っているそうです。
それにしても、干潟のいろとそっくりですね。
他にも何かいないかと、干潟に目をこらしてみると・・・

「あっ!!!!」

(タマキビとよばれる小さな貝の一種)
移動すると、その跡がくっきり残るんです。
こんなにがんばって移動しているんだなと関心していると、
Tanakaさんより、「タマキビたちは、水が嫌いで移動しているんだよ」と。
海に住んでいながら、水が嫌いだなんて笑!!
周りを見渡すと、陸のほうに向かって
せっせと動いているタマキビがたくさんいました。

休憩。
空を見上げると、たくさんのカモたちが、飛び立っていました。

休憩が終わって、清掃再開!Tanakaさんの講座も再開!
なにやら、見慣れない大きな植物が・・・

写真だと、普通の大きな葉に見えるのですが、
実際に触ってみると、葉がふさふさしているんです。
例えるなら、電車のシートのような・・・
なぜ、このような形状に至ったのか。不思議でしょうがないです。

なにか見つけたらしく、引っこ抜こうとしているもよう。

引っこ抜いたのは、そう、「大根」です!!!
どうやら大根が野生化したものらしく
和名「ハマダイコン」と呼ばれています。海岸や砂浜に生息。

その場で、大根の皮を削って、味見させてくれました。
ほど良いしょっぱさで、美味しかったです。
みなさんも見つけたら、ぜひ食べてみてください。

(MYナイフをサッと取り出し、華麗に削っているようす)
最後に集合写真です。

本日は、人が少なく、ゴミの量も総体的には少なかったといえます。
しかし、泥に紛れ込んだ、ビニール袋や、小さくて細かいゴミたちを取り除くことができました。
干潟に休憩にきた渡り鳥たちが食べてしまうのは、
大きなゴミではなく、小さなゴミであると考えます。
ゴミを食べて死んでしまう確率を減らせたことだけでも、成果だと思います。
そして、お昼ご飯のあと。
野鳥公園の観察センターにて、公開シンポジュウムが開催されているとのことで参加してきました。

テーマは「東京港の干潟における環境教育を考える」です。
この野鳥公園も参加している「フライアウェイパートナーシップ※」。
その取りまとめをしている、スパイク事務局長が招待されていました。
※渡り鳥の保全のための「連携協力事業」
日本は、東アジアとオーストラリア地域のパートナーシップに参加。

様々な地域の湿地で実施されている、環境教育の事例の紹介などなど。
各地域で、抱えている課題や、今後の展望などが発表されていました。
私自身の考えとして、
環境教育の最終の目標というのは、「地球環境をよくしていくこと」。
教育というツールを通して、地球環境問題への解決の手助けをすることだと考えます。
教育することが目的になっていては、
本当の意味で地球環境を良くなってはいないのではないかと、ふと、かんじました。
1つの地域でうまくいった方法を
テンプレート方式でやっていくのではなく、
自分の地域に合わせた、地域ならではの
「楽しみ方」
を周囲の人に伝えていく環境教育が大事だと思います。

地域で活躍している大人の方たちが集う場にもなり、
意見交換の場にもなったのではないでしょうか。
長い道のりでありますが、まず自分たち自身が、
湿地や干潟について「楽しんでいる」ことが
活動の成果につながると思います。
ブルーバードとしても、
干潟を楽しみながら、地球環境を楽しみながら、
活動していきたいと思います。
2014-03-06(Thu)