干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」は、「The 早春の干潟」な様子!の巻
こんにちは、メンバーのMarimoです!
今回は今年、2回目のお掃除の様子をお伝えいたします!
この日は、折しも2月1日(土)ということで、月初めがお掃除というキリの良いスタートとなりました!そして、もうすぐ節分ということで、立春イコール事始めの季節でもあります!みなさん、準備はいいですか〜★
春は東からやってくるといいますが、活動場所の野鳥公園にも、サザンカの花が咲き乱れ、ポカポカ陽気でお天気も恵まれました!なんだか春の風を感じて楽しいです。
今回は、一緒に活動するグリーンボランティアの干潟チームから伊藤さん、田中さん、千葉さんとBBメンバーの参加だったのですが、ありがたいことに昨年からお掃除に参加してくださっていた本溜さんと村上さんも駆けつけてくださいました!
お二人とも、普段お忙しいのですが、こうして都合が合うときに合間をぬって、ご参加してくださるので、本当にありがたい限りです!!!だから、今日の干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」はにぎやかですよ〜★
いつも通り、お掃除のレクチャーを受けたあと、スタートです!!!
出発進行!今日の干潟は、大潮といって海水が最大まで引いているので、どんな様子なのか、楽しみです!ワクワクした気持ちから、足取りも早くなってしまいます(笑)。
はい、到着〜★波打ち際に目を向けると、何やら緑豊かではありませんか?!「The 早春の干潟」な様子!にテンションもあがります!
大潮の干潟は、いつもよりも海面の水位が引き、穏やかな様子です。心なしか、目に見える大きなゴミも少ないのですが、引き潮の波とともに、ゴミも運ばれてしまったのでしょうか?
今回は、ゴミが少ないので、持ち場を広げて、お掃除していきます。
そのため、進行速度も早くなりました!これが、東京23区の景色とは、いつまでたっても実感が湧かないんですよね。
今回のお掃除では、大潮のおかげで普段地表に出ていない海中の砂地のゴミが拾えるので、やっかいな地中に埋もれるビニールのゴミが目立ちました!
こうやって、トングでつまみ、ジャブジャブと砂を落とします。これが、地味にいつも一苦労なんです。
ビニールは、海中ではクラゲに間違われ、生き物たちの誤飲を引き起こす原因になりますし、干潟に漂着すると、今度は地中深くにまで、ピッタリと埋まってしまう厄介者なんですよね。
この写真は、そんな地中の奥深くまで、埋まった大きなビニール袋を掘り出した後のダブル伊藤で満面の笑み!!!今回は、偶然2人、伊藤さんがそろったお掃除だったのですが、タッグを組んで頑張りました!さすが、伊藤家、遠い遠い親戚パワーですね(笑)。決して、ふざけて干潟に落とし穴をつくっているわけでは、ないんですよ!
そして休憩に、海を眺めていると、30mくらい先の様子が、違っていたので、近づいて観察します。遠目からみると、干潟に芝生のように緑が...
なんと、普段海面に出ていないエリアの干潟が、グリーンで染まっていました!!!
この奇妙な光景に思わず、iPhoneで撮影をはじめるRieさんは、干潟のプロでもあるグリーンボランティアの干潟チーム隊長の中瀬さんに画像をすぐさま送信し、回答を待ちます...
よーく観察してみると、どうやら海藻のような藻が、群生してるようです....海藻をひっぱってみる私!いてててっと海藻の声がしてきそうですが(笑)一体この海藻は何なんでしょうか?!
「毎月の干潟清掃活動の効果?!なのか、水質が改善したんじゃないか?」「これが、海苔だったら、念願の干潟で天然海苔がつくれますね!」なんて、会話も弾みますが、その正体は、いかに?!
中瀬さんによると、「緑藻類のシオグサ類」は潮が高いときにオオバンという鳥が餌として食べたりしていて、最近では京浜運河で、この種の草が増えているそうです。その原因は、運河の塩分が全体的に薄くなってきていることだそうです。このままでは、干潟の植物や生き物の種類の変化にも何らかの影響が出ることが予想されますね...。また、この変化は、野鳥公園の前浜干潟だけではなく、東京湾一体も含まれます。干潟や運河、東京湾一体の生態が今後どうなってしまうか、心配ですね。
そして、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第一弾」!「クリアファイル」!
次に、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第ニ弾」!葦(アシ)が、貫通しているペンケース!
最後は、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第三弾」!お菓子の袋★プラスティックの袋も貫く葦(アシ)!!!
干潟の砂地でこのようにゴミを貫き、どんどん進行してくる葦(アシ)は、地下に根をしっかりと張るため、なかなか上手く刈り取ることもできず、公園の厄介者でもある反面、鳥たちの隠れる目隠しの役割も果たしてくれています。
まぶしくらいの快晴のなか、本日のお掃除も終了です!
こうして改めて干潟清掃活動について思い返してみると、お掃除を始めた4年前よりも、干潟のゴミもグッと目に見える形で、減ってきているのを実感しています!干潟清掃活動を始めた当初は、みんな一箇所に数時間しゃがみ込んで拾うのが基本で、「いつになったら遠くに見える干潟まで辿りつくんだろう?」って言ってたほどに、ゴミが散乱した状態でした。やっぱり、「継続は力なり」ってことですね!!!
みなさん、お疲れ様でした!ありがとうございました!
今から楽しみでなりません!!!
Marimo
今回は今年、2回目のお掃除の様子をお伝えいたします!
この日は、折しも2月1日(土)ということで、月初めがお掃除というキリの良いスタートとなりました!そして、もうすぐ節分ということで、立春イコール事始めの季節でもあります!みなさん、準備はいいですか〜★
春は東からやってくるといいますが、活動場所の野鳥公園にも、サザンカの花が咲き乱れ、ポカポカ陽気でお天気も恵まれました!なんだか春の風を感じて楽しいです。
今回は、一緒に活動するグリーンボランティアの干潟チームから伊藤さん、田中さん、千葉さんとBBメンバーの参加だったのですが、ありがたいことに昨年からお掃除に参加してくださっていた本溜さんと村上さんも駆けつけてくださいました!
お二人とも、普段お忙しいのですが、こうして都合が合うときに合間をぬって、ご参加してくださるので、本当にありがたい限りです!!!だから、今日の干潟清掃で「渡り鳥サポーターになろう!」はにぎやかですよ〜★
いつも通り、お掃除のレクチャーを受けたあと、スタートです!!!
出発進行!今日の干潟は、大潮といって海水が最大まで引いているので、どんな様子なのか、楽しみです!ワクワクした気持ちから、足取りも早くなってしまいます(笑)。
はい、到着〜★波打ち際に目を向けると、何やら緑豊かではありませんか?!「The 早春の干潟」な様子!にテンションもあがります!
大潮の干潟は、いつもよりも海面の水位が引き、穏やかな様子です。心なしか、目に見える大きなゴミも少ないのですが、引き潮の波とともに、ゴミも運ばれてしまったのでしょうか?
今回は、ゴミが少ないので、持ち場を広げて、お掃除していきます。
そのため、進行速度も早くなりました!これが、東京23区の景色とは、いつまでたっても実感が湧かないんですよね。
今回のお掃除では、大潮のおかげで普段地表に出ていない海中の砂地のゴミが拾えるので、やっかいな地中に埋もれるビニールのゴミが目立ちました!
こうやって、トングでつまみ、ジャブジャブと砂を落とします。これが、地味にいつも一苦労なんです。
ビニールは、海中ではクラゲに間違われ、生き物たちの誤飲を引き起こす原因になりますし、干潟に漂着すると、今度は地中深くにまで、ピッタリと埋まってしまう厄介者なんですよね。
この写真は、そんな地中の奥深くまで、埋まった大きなビニール袋を掘り出した後のダブル伊藤で満面の笑み!!!今回は、偶然2人、伊藤さんがそろったお掃除だったのですが、タッグを組んで頑張りました!さすが、伊藤家、遠い遠い親戚パワーですね(笑)。決して、ふざけて干潟に落とし穴をつくっているわけでは、ないんですよ!
そして休憩に、海を眺めていると、30mくらい先の様子が、違っていたので、近づいて観察します。遠目からみると、干潟に芝生のように緑が...
なんと、普段海面に出ていないエリアの干潟が、グリーンで染まっていました!!!
この奇妙な光景に思わず、iPhoneで撮影をはじめるRieさんは、干潟のプロでもあるグリーンボランティアの干潟チーム隊長の中瀬さんに画像をすぐさま送信し、回答を待ちます...
よーく観察してみると、どうやら海藻のような藻が、群生してるようです....海藻をひっぱってみる私!いてててっと海藻の声がしてきそうですが(笑)一体この海藻は何なんでしょうか?!
「毎月の干潟清掃活動の効果?!なのか、水質が改善したんじゃないか?」「これが、海苔だったら、念願の干潟で天然海苔がつくれますね!」なんて、会話も弾みますが、その正体は、いかに?!
「その後、隊長の中瀬さんからお返事を頂いたところ、残念ながら海苔ではなく、「緑藻類のシオグサ類」であることが判明しました!!!
中瀬さんによると、「緑藻類のシオグサ類」は潮が高いときにオオバンという鳥が餌として食べたりしていて、最近では京浜運河で、この種の草が増えているそうです。その原因は、運河の塩分が全体的に薄くなってきていることだそうです。このままでは、干潟の植物や生き物の種類の変化にも何らかの影響が出ることが予想されますね...。また、この変化は、野鳥公園の前浜干潟だけではなく、東京湾一体も含まれます。干潟や運河、東京湾一体の生態が今後どうなってしまうか、心配ですね。
千葉さんは、干潟の生き物たちの種類や様子を確認しています!
千葉さんは、海の生き物への造詣が深く、頼れる存在です!この日も、私が見つけたミミズと同じような役割りをしている、干潟に生息する「ゴカイ」やアサリの名前をおしえてくれるなど、凄いです!
私たちも、もっと生き物について勉強しなくては、いけないですね(汗)。
そして、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第一弾」!「クリアファイル」!
ここ2~3か月、連続して発見される「クリアファイル」!ここ最近のトレンド(流行)なのでしょうか!?(笑)砂が、ビニールの中にギッシリ詰まり、いつも大変なゴミのひとつです。
次に、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第ニ弾」!葦(アシ)が、貫通しているペンケース!
しっかりとした固い皮でできたペンケースの生地さえも、突き抜けてしまう葦(アシ)の生命力に、あっぱれ!!!植物のもつ力って、人間の力にはおよばない、空に向って逞しくまっすぐな力なんだなぁと思いました!私もがんばろう!!
最後は、「毎月恒例 面白いゴミシリーズ第三弾」!お菓子の袋★プラスティックの袋も貫く葦(アシ)!!!
パッケージにある子鬼の文字も、葦(アシ)には敵わず...
干潟の砂地でこのようにゴミを貫き、どんどん進行してくる葦(アシ)は、地下に根をしっかりと張るため、なかなか上手く刈り取ることもできず、公園の厄介者でもある反面、鳥たちの隠れる目隠しの役割も果たしてくれています。
お互いが増えすぎず、減りすぎず、ちょうどいい塩梅が、人も生き物や植物にも大切だということを私たちに教えてくれます。
まぶしくらいの快晴のなか、本日のお掃除も終了です!
大潮のせいか、全体的にゴミも少なかったのですが、その分普段見落としてまう細かなゴミが気になったので、来月はそちらを中心にお掃除を進めるのが、課題です!
こうして改めて干潟清掃活動について思い返してみると、お掃除を始めた4年前よりも、干潟のゴミもグッと目に見える形で、減ってきているのを実感しています!干潟清掃活動を始めた当初は、みんな一箇所に数時間しゃがみ込んで拾うのが基本で、「いつになったら遠くに見える干潟まで辿りつくんだろう?」って言ってたほどに、ゴミが散乱した状態でした。やっぱり、「継続は力なり」ってことですね!!!
みなさん、お疲れ様でした!ありがとうございました!
おっ!何か見つけたよう!!さてさて、来月は、どんな発見があるのやら!?
今から楽しみでなりません!!!
Marimo
(追記)
私事でありますが、わたくしMarimoは今回のお掃除の前日に、大学生活最後の3日間の授業で、卒業論文の発表を無事に終えました。卒業論文では、BLUE BIRDでの4年間の活動を通してテーマを発見して、さらに、この活動での経験、体験を活かした調査、研究を行いました。
改めて、この場をお借りして、Rieさん、そして、BLUE BIRDのみなさんに感謝しています。本当にありがとうございました。
私にとって、この4年間のBLUE BIRDでの活動は、12歳の時に、担任の先生の授業を通して、環境問題に興味をもった私の「夢」をつないでくれた、かけがえのない存在となりました。まさか、小さい頃に「出来たらいいな!なれたらいいな!」と思い描いていた環境問題に関わるという夢に、少しづつではありますが、こんなに近づくことができるとは、4年前、上京したての大学1年生の私には、想像することができませんでした。
これもひとえに、今までBLUE BIRDを支えてくださった多くの方々との出会いや、活動での様々な経験、体験があったからだと考えております。
そして、BLUE BIRDでの4年間の経験、体験を通して得た私の学びは、「自分の道を信じて、突き進んでいくこと」、「諦めないで、継続すること」、「泥臭いくらい最後まで、一生懸命やってみること」、「人生に無駄な経験など、ひとつもない」ということです。この私の学びは、BLUE BIRD代表のRieさんをはじめとした多くの方たちが、私に、実践的に色々な姿を背中で見せて、教えてくださったものになります。
私は、BLUE BIRDのRieさんをはじめとする、先輩方から渡していただいたバトンを次の世代へつないでいくのも、自分の役割の一つであると考えています。また、私は、1年後、3年後、5年後、そして7年後の東京にオリンピックがやってくる2020年になった時に、BLUE BIRDにとって、なくてはならない存在になれるよう、学生最後の春休みと新社会人としてスタートする新たな時間のなかで、卒業研究のテーマを実現させるために、一生懸命邁進していきたいと思っています。
卒業後は、地元で就職をし、社会人として、また新たなステージへと挑戦していくのですが、もちろん、これからも週末を活用して、活動にも参加していきますし、私なりに大学での学びやこれまでの経験、体験、そして、これから社会人として得られるであろう力を活かして、新たな取り組みにも挑戦していきますので、今後ともよろしくお願い致します。
最後に、Rieさん、そして、BLUE BIRDのメンバーのみなさん、先生方、友人、家族に、改めて御礼申し上げます。
今後とも、BLUE BIRDを変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
私事でありますが、わたくしMarimoは今回のお掃除の前日に、大学生活最後の3日間の授業で、卒業論文の発表を無事に終えました。卒業論文では、BLUE BIRDでの4年間の活動を通してテーマを発見して、さらに、この活動での経験、体験を活かした調査、研究を行いました。
改めて、この場をお借りして、Rieさん、そして、BLUE BIRDのみなさんに感謝しています。本当にありがとうございました。
私にとって、この4年間のBLUE BIRDでの活動は、12歳の時に、担任の先生の授業を通して、環境問題に興味をもった私の「夢」をつないでくれた、かけがえのない存在となりました。まさか、小さい頃に「出来たらいいな!なれたらいいな!」と思い描いていた環境問題に関わるという夢に、少しづつではありますが、こんなに近づくことができるとは、4年前、上京したての大学1年生の私には、想像することができませんでした。
これもひとえに、今までBLUE BIRDを支えてくださった多くの方々との出会いや、活動での様々な経験、体験があったからだと考えております。
そして、BLUE BIRDでの4年間の経験、体験を通して得た私の学びは、「自分の道を信じて、突き進んでいくこと」、「諦めないで、継続すること」、「泥臭いくらい最後まで、一生懸命やってみること」、「人生に無駄な経験など、ひとつもない」ということです。この私の学びは、BLUE BIRD代表のRieさんをはじめとした多くの方たちが、私に、実践的に色々な姿を背中で見せて、教えてくださったものになります。
私は、BLUE BIRDのRieさんをはじめとする、先輩方から渡していただいたバトンを次の世代へつないでいくのも、自分の役割の一つであると考えています。また、私は、1年後、3年後、5年後、そして7年後の東京にオリンピックがやってくる2020年になった時に、BLUE BIRDにとって、なくてはならない存在になれるよう、学生最後の春休みと新社会人としてスタートする新たな時間のなかで、卒業研究のテーマを実現させるために、一生懸命邁進していきたいと思っています。
卒業後は、地元で就職をし、社会人として、また新たなステージへと挑戦していくのですが、もちろん、これからも週末を活用して、活動にも参加していきますし、私なりに大学での学びやこれまでの経験、体験、そして、これから社会人として得られるであろう力を活かして、新たな取り組みにも挑戦していきますので、今後ともよろしくお願い致します。
最後に、Rieさん、そして、BLUE BIRDのメンバーのみなさん、先生方、友人、家族に、改めて御礼申し上げます。
今後とも、BLUE BIRDを変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
2014-02-05(Wed)