2014新年会 午前の部「旧東海道品川宿を歩く」編
こんにちは、メンバーのMarimoです!
1月18日(土)の今日は、メンバーの新年会を兼ねて、丸々1日BLUE BIRDの活動場所の干潟になじみにある場所を訪れましたので、その様子を午前の部「旧東海道品川宿を歩く」編と午後の部「江戸を学ぶ」編の二部に分けて、ご紹介します!
その名も、「BLUE BIRD的 都会の水と干潟を知ろう!~旧東海道品川宿を歩く~」の巻。それでは実際のタイムスケジュールに沿って、その様子を振り返っていきましょう!
「負けたらいかんぜよ!」ということで、
朝10:00 京急立会川駅に到着!
今回のメンバーは、左から、いつもお世話になっているグリーンボランティアの田中さん、稲川さん、BBメンバー、そして、いつもBBの活動を応援してくれている坂倉さん親子の計8名!
まずは、2014年「午年」にちなんで、駅前の坂本龍馬像と一緒に今日のスタート地点で記念撮影。
それでは、レッツゴー!!!
午前の部は、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」にちなんで、旧東海道品川宿周辺をめぐります。
はい、旧東海道に出ました!これからこの道を3駅分くらい歩きます。
ちなみに、歌川広重による「東海道五拾三次」とは、朝日が昇る前の時間に日本橋(副題は「朝之景」)を出発して、朝日が昇り始めた時間に品川(副題は「日之出」)を通過して、53番目の宿場町である京都の三条大橋を旅の終点とした、約492Kmの旅と各宿場町の様子を浮世絵で描いたものになります。
さすが!通りを歩いていると、あら?!
趣のある浮世絵のシャッターで、一気に江戸時代へタイムスリップしたかのよう!
テクテクとみんなで旧東海道沿いの街を歩いていくので、気分はまるで「ちぃ散歩」!
注目してもらいたいのは、最年少参加りゅうくん5歳が、二宮金次郎のごとく本を片手に歩いていること!
道中で「日本の偉人200人」と題した本を読むりゅうくんの口から、「聖徳太子、卑弥呼」など5歳児らしからぬ言葉が!
しかも、偉人たちがどんな風にしてこの世を去っていったのか、そこに興味津々とは?!それから、自動車のナンバーを見るのも好きで、ふりがな無しで地名を読むから、またまた驚き!わたしの5歳の時って??と思い返しながら歩いてました。
所々にある「東海道品川宿」を知らせる柱は、青海波という無限に広がる吉祥の波文様を施してあって、道案内の役割りを果たしています。
この道と並行して運河もあるので、波の文様は、すぐ近くに海があることもお知らせしているかのようですね!なんだか、潮の香りがしてきそう?!
最初の寄り道は、海雲寺です。このお寺は、荒神様といって、かまどや台所のカミ様、火のカミ様を祀っています。
神無月になるとあらゆるカミ様は出雲へ向かいますが、留守を護ってくれるカミ様が荒神様になります。火は、たとえば、鍋に入れた水の温度を高くすることから、お米からご飯にするという力をもっています。火と水は、性質が違うけれど、その2つの間に鍋をくわえることでお互い上手く作用するんだなぁと、考えていました。
お次は、「品川寺」と書いて「ほんせんじ」と読む、品川寺へ!このお寺は、正観世音菩薩を本尊としています。菩薩は、お釈迦様の修行中の立場で、わたしたちを見守ってくれていて、次は悟りを得た如来になるという、あともう一歩!リーチ!という位にあります。
それから、東海七福神の毘沙門天を安置しています。毘沙門天は、勝負事を司るカミ様です。
どうして、「しながわ」を「ほんせん」と読むのか、謎でしたが、あとで調べてみたところ、どちらも音読みで品は「ほん」、川は「せん」と読むことが分かりました。
お寺の鐘が、スイスのジュネーブに一時期安置されていたそうで、ジュネーブの平和の道「Avenue de la Paix(アヴェニュー・ドゥ・ラ・ぺ)」の石碑がありました。
きれいな発音で、石碑を解読してくださったグリーンボランティアの稲川さん、さすがです。
そして、入って右手にそびえる、樹齢600年という大きなイチョウの木。
この木は、しずくのような「乳」が下に向って伸びていて、垂乳根のイチョウとも言うようです。
母乳の出をよくしようと願うお母さんたちがお参りにいくとよいそうですよ。
お寺を出ると、風情のある昔ながらの畳屋さんが!残念ながら、前を通った時には畳を作っていませんでしたが、趣のある店構えでした!
本当に珍しく、右から書いた看板文字。今では、なかなか出会えない店構えですよね。
畳屋さんの横の路地にある休み処でちょっと休憩!照れるメンバーのYukiちゃんと、りゅうくん!
りゅうくんは、健脚で大人にも負けない快調なペースでコースを回っています。
また旧東海道をテクテク歩いていくと、??歌舞伎文字の看板が見えてきたぞ?!
明治7年(1847年)開校の城南小学校の看板でした!思わず、みなさん学生時代の話に花が咲きこぼれてしまいました(笑)。
品川宿の休憩広場で、つかの間のトイレ休憩です。
手前の小さな松の木が、私の出身地、静岡県浜松市からの寄贈で驚きました。浜松は、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」のなかで、副題を「冬枯ノ図」として、30番目に到着した宿場町になります!30番目か〜
旧東海道を途中で左に曲がって歩いていると、海苔つくりの様子を描いた浮世絵のあるお店を発見!そう、このお店は海苔屋さんでして、もちろん!立ち寄りました★
お店の方にお話を伺うと、実際に東京オリンピックの開発で漁業権を放棄するまでは、品川宿周辺でも海苔がとられていたそうです。詳しくは、干潟清掃の後は「大森 海苔のふるさと館」へGo!の巻をご覧ください!
おみやげの海苔を買ってRieさんご満悦!
りゅうくんは、なぜか海苔ではなく黒コショウを買ってもらいました(笑)。
最近、コショウが食べられるようになって、ハマっているというから、大人ッ~!
道のりも残すところ、あと半分?!浜松の松がある休憩所で、お茶休憩しましょう!
先客の猫ちゃんのいる、暖かそうな一画へダッシュ!
そういえば、歌川広重の描いた浜松の「冬枯ノ図」と同じようなシチュエーションのショット?のような気がして、面白いです。浮世絵では、冬の寒空の下で、火をおこして暖をとる男衆を描いているので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。
荏原神社に到着〜!この神社は、709年に創建されて、品川の龍神様、水のカミ様として親しまれてきたそうです!水を司る須佐之男神や、穀物を司る女神の豊受姫之命などを祀っています!
東海七福神の恵比寿様も祀っています!恵比寿様は、漁業のカミ様で、釣竿と鯛を抱えていて、縁起がいいです!
みんなでお参りをして、残すところあと3分の1〜!
お昼ご飯まであともうちょっと。がんばりましょー!
品川宿の案内所へ、寄り道〜★
わたしたちは、通常のルートを逆流して旧東海道を立会川から歩いてきました。この案内所は、本来ならスタート早々に立ち寄るスポットなんですね〜
Rieさんは、今回のルートを一足先に下見をした時に購入したという、「東海道五拾三次」のマップを一押ししていました!浮世絵と一緒に、宿場町についてや、歩数、距離、所要時間まで丁寧に書いてある優れもの★
稲川さんも「いいねー。このマップ買っちゃおう!」と購入しました(笑)。わたしは、実際にすべての道を歩いてみたい!と思いました。
二階の資料展示室も見学して、朝から歩いてきた道のりの復習をしました。
「へえ〜、品川って結構面白い歴史をもっているんだねぇ」と、田中さんは品川の町の映像を食い入るように見入っていました。
そして、最後のチェックポイント「品川神社」と書いて、そのまま「しながわじんじゃ」と読む品川神社へ!徳川家康ゆかりの地でもあります。
今日の午前の部の一番?!のお楽しみは、この神社にある品川富士に登ること!!!ワクワク
その前に、こちらでは、東海七福神の大黒天を祀っています。
大黒天は、破壊と豊穣のカミ様です。
大鳥居をくぐって階段を上っていくと、「富士登山道」があります!この品川富士は、明治2年に北品川の丸嘉講という富士山信仰の集団により、富士山の溶岩石で富士塚を作ったものになります。江戸時代には、江戸八百八講というくらい富士講の結社であふれていたそうです!
昨年の富士山世界遺産登録を受けて、富士登山ブームでしたが、都内でも今ひそかに「富士塚」が注目を集めています。
個人的に、都内の富士塚をまわろうかと思っていたところなので、今回登れてラッキーでした!!!
山頂までアタック開始!
山頂まで、一合目、五合目などの石碑が建っているのも、いじらしい。
五合目を過ぎるとかなりの急斜面で、昇りごたえがあります!!まさに、「ファイトォ〜いっぱーつ!」って、感じです。
五合目から見上げるとこんな感じ↑
やった!!山頂に到着しました!!
二人とも清々しい顔していますね〜
道路に面して丘の上にある神社の、さらに上にある山頂なので、かなりの高さがあります!
興奮のあまりiPhoneで撮影を始める私と稲川さん(笑)。
富士塚に登ることができて、大満足です。
本堂をお参りし、もう一つのお社へ!
本道の脇の真っ赤な鳥居を抜けると...
「阿那稲荷神社」がひっそりとあります!
ひんやりとして、神秘的な雰囲気が漂っています。
ここのお堂で「銭洗い」をすると、「一粒万倍」になるそうで、
みんな「100万円にな~れ!」「これで、600万円になるぞ!」と、満足顔(笑)。りゅうくんは「おこづかいがいっぱいふえますよーに」って、お父さんは苦笑い★
品川神社は、「大黒天」、「品川富士」、「お稲荷さん」と開運を招いてくれる幸せのデパートのような神社でした(笑)。
待ちに待ったランチの時間です!みんな嬉しそうな足取りで、神社近くにある江戸前天ぷら屋さんへ一直線!この地域は、昭和37年頃まで漁師町として栄えていました。人びとは、東京湾の埋立により漁業権を放棄して、屋形舟や天ぷら屋さんへと転職していったそうです。
なんとも昔ながらな店構え!
稲川さんも散歩コースでお店の前を通るそうなのですが、入ったことがなかったということで、どんなお店か楽しみということでした(笑)!
店内は、すでにたくさんのお客さんで満席!
順番を待っている間に、お店の前で記念写真!メニューを片手に、どれにしようか迷います!
やっとお店に入ることができました〜!
フジテレビのとんねるずの番組で取材されたようですね!!キタナシュラン認定で、なんと星3つ!
壁には、有名人のサインがいっぱいで、天丼が出るまで、みんなで誰がいるかなんて雑談も。
グリーンボランティアの稲川さんと田中さん、そして、りゅうくんとお父さんの坂倉さん。はいチーズ!
みんなお腹ペコペコです(笑)!
わたしたちも、はいチーズ!
天ぷらがサクサクで、おいしかったです!懐かしい感じの天丼で、心がホット温まる感じがしました。
そんな天ぷら屋さんを後に、一人前の天丼もしっかり食べたりゅうくんは、午前の部のMVPです!
お父さんに手を引かれて、午後の舞台「両国」へ向かいます!
さてさて、午後の部は、どうなることやら??
この続きは、2014新年会 午後の部「江戸を学ぶ」編へと続きます!!!
お楽しみに〜★
Marimo
1月18日(土)の今日は、メンバーの新年会を兼ねて、丸々1日BLUE BIRDの活動場所の干潟になじみにある場所を訪れましたので、その様子を午前の部「旧東海道品川宿を歩く」編と午後の部「江戸を学ぶ」編の二部に分けて、ご紹介します!
その名も、「BLUE BIRD的 都会の水と干潟を知ろう!~旧東海道品川宿を歩く~」の巻。それでは実際のタイムスケジュールに沿って、その様子を振り返っていきましょう!
「負けたらいかんぜよ!」ということで、
朝10:00 京急立会川駅に到着!
今回のメンバーは、左から、いつもお世話になっているグリーンボランティアの田中さん、稲川さん、BBメンバー、そして、いつもBBの活動を応援してくれている坂倉さん親子の計8名!
まずは、2014年「午年」にちなんで、駅前の坂本龍馬像と一緒に今日のスタート地点で記念撮影。
それでは、レッツゴー!!!
午前の部は、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」にちなんで、旧東海道品川宿周辺をめぐります。
はい、旧東海道に出ました!これからこの道を3駅分くらい歩きます。
ちなみに、歌川広重による「東海道五拾三次」とは、朝日が昇る前の時間に日本橋(副題は「朝之景」)を出発して、朝日が昇り始めた時間に品川(副題は「日之出」)を通過して、53番目の宿場町である京都の三条大橋を旅の終点とした、約492Kmの旅と各宿場町の様子を浮世絵で描いたものになります。
さすが!通りを歩いていると、あら?!
趣のある浮世絵のシャッターで、一気に江戸時代へタイムスリップしたかのよう!
テクテクとみんなで旧東海道沿いの街を歩いていくので、気分はまるで「ちぃ散歩」!
注目してもらいたいのは、最年少参加りゅうくん5歳が、二宮金次郎のごとく本を片手に歩いていること!
道中で「日本の偉人200人」と題した本を読むりゅうくんの口から、「聖徳太子、卑弥呼」など5歳児らしからぬ言葉が!
しかも、偉人たちがどんな風にしてこの世を去っていったのか、そこに興味津々とは?!それから、自動車のナンバーを見るのも好きで、ふりがな無しで地名を読むから、またまた驚き!わたしの5歳の時って??と思い返しながら歩いてました。
所々にある「東海道品川宿」を知らせる柱は、青海波という無限に広がる吉祥の波文様を施してあって、道案内の役割りを果たしています。
この道と並行して運河もあるので、波の文様は、すぐ近くに海があることもお知らせしているかのようですね!なんだか、潮の香りがしてきそう?!
最初の寄り道は、海雲寺です。このお寺は、荒神様といって、かまどや台所のカミ様、火のカミ様を祀っています。
神無月になるとあらゆるカミ様は出雲へ向かいますが、留守を護ってくれるカミ様が荒神様になります。火は、たとえば、鍋に入れた水の温度を高くすることから、お米からご飯にするという力をもっています。火と水は、性質が違うけれど、その2つの間に鍋をくわえることでお互い上手く作用するんだなぁと、考えていました。
お次は、「品川寺」と書いて「ほんせんじ」と読む、品川寺へ!このお寺は、正観世音菩薩を本尊としています。菩薩は、お釈迦様の修行中の立場で、わたしたちを見守ってくれていて、次は悟りを得た如来になるという、あともう一歩!リーチ!という位にあります。
それから、東海七福神の毘沙門天を安置しています。毘沙門天は、勝負事を司るカミ様です。
どうして、「しながわ」を「ほんせん」と読むのか、謎でしたが、あとで調べてみたところ、どちらも音読みで品は「ほん」、川は「せん」と読むことが分かりました。
お寺の鐘が、スイスのジュネーブに一時期安置されていたそうで、ジュネーブの平和の道「Avenue de la Paix(アヴェニュー・ドゥ・ラ・ぺ)」の石碑がありました。
きれいな発音で、石碑を解読してくださったグリーンボランティアの稲川さん、さすがです。
そして、入って右手にそびえる、樹齢600年という大きなイチョウの木。
この木は、しずくのような「乳」が下に向って伸びていて、垂乳根のイチョウとも言うようです。
母乳の出をよくしようと願うお母さんたちがお参りにいくとよいそうですよ。
お寺を出ると、風情のある昔ながらの畳屋さんが!残念ながら、前を通った時には畳を作っていませんでしたが、趣のある店構えでした!
本当に珍しく、右から書いた看板文字。今では、なかなか出会えない店構えですよね。
畳屋さんの横の路地にある休み処でちょっと休憩!照れるメンバーのYukiちゃんと、りゅうくん!
りゅうくんは、健脚で大人にも負けない快調なペースでコースを回っています。
また旧東海道をテクテク歩いていくと、??歌舞伎文字の看板が見えてきたぞ?!
明治7年(1847年)開校の城南小学校の看板でした!思わず、みなさん学生時代の話に花が咲きこぼれてしまいました(笑)。
品川宿の休憩広場で、つかの間のトイレ休憩です。
手前の小さな松の木が、私の出身地、静岡県浜松市からの寄贈で驚きました。浜松は、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」のなかで、副題を「冬枯ノ図」として、30番目に到着した宿場町になります!30番目か〜
旧東海道を途中で左に曲がって歩いていると、海苔つくりの様子を描いた浮世絵のあるお店を発見!そう、このお店は海苔屋さんでして、もちろん!立ち寄りました★
お店の方にお話を伺うと、実際に東京オリンピックの開発で漁業権を放棄するまでは、品川宿周辺でも海苔がとられていたそうです。詳しくは、干潟清掃の後は「大森 海苔のふるさと館」へGo!の巻をご覧ください!
おみやげの海苔を買ってRieさんご満悦!
りゅうくんは、なぜか海苔ではなく黒コショウを買ってもらいました(笑)。
最近、コショウが食べられるようになって、ハマっているというから、大人ッ~!
道のりも残すところ、あと半分?!浜松の松がある休憩所で、お茶休憩しましょう!
先客の猫ちゃんのいる、暖かそうな一画へダッシュ!
そういえば、歌川広重の描いた浜松の「冬枯ノ図」と同じようなシチュエーションのショット?のような気がして、面白いです。浮世絵では、冬の寒空の下で、火をおこして暖をとる男衆を描いているので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。
現代の私たちはというと...稲川さんのクッキーの差し入れに、わたしも飴をいそいそとみんなに配り、お菓子タイムが始まります!
休憩のあとは、真っ赤な橋を渡って次のポイントへ!
休憩のあとは、真っ赤な橋を渡って次のポイントへ!
荏原神社に到着〜!この神社は、709年に創建されて、品川の龍神様、水のカミ様として親しまれてきたそうです!
東海七福神の恵比寿様も祀っています!
みんなでお参りをして、残すところあと3分の1〜!
お昼ご飯まであともうちょっと。がんばりましょー!
品川宿の案内所へ、寄り道〜★
わたしたちは、通常のルートを逆流して旧東海道を立会川から歩いてきました。この案内所は、本来ならスタート早々に立ち寄るスポットなんですね〜
Rieさんは、今回のルートを一足先に下見をした時に購入したという、「東海道五拾三次」のマップを一押ししていました!浮世絵と一緒に、宿場町についてや、歩数、距離、所要時間まで丁寧に書いてある優れもの★
稲川さんも「いいねー。このマップ買っちゃおう!」と購入しました(笑)。わたしは、実際にすべての道を歩いてみたい!と思いました。
二階の資料展示室も見学して、朝から歩いてきた道のりの復習をしました。
「へえ〜、品川って結構面白い歴史をもっているんだねぇ」と、田中さんは品川の町の映像を食い入るように見入っていました。
そして、最後のチェックポイント「品川神社」と書いて、そのまま「しながわじんじゃ」と読む品川神社へ!徳川家康ゆかりの地でもあります。
今日の午前の部の一番?!のお楽しみは、この神社にある品川富士に登ること!!!ワクワク
その前に、こちらでは、東海七福神の大黒天を祀っています。
大黒天は、破壊と豊穣のカミ様です。
大鳥居をくぐって階段を上っていくと、「富士登山道」があります!この品川富士は、明治2年に北品川の丸嘉講という富士山信仰の集団により、富士山の溶岩石で富士塚を作ったものになります。江戸時代には、江戸八百八講というくらい富士講の結社であふれていたそうです!
昨年の富士山世界遺産登録を受けて、富士登山ブームでしたが、都内でも今ひそかに「富士塚」が注目を集めています。
個人的に、都内の富士塚をまわろうかと思っていたところなので、今回登れてラッキーでした!!!
山頂までアタック開始!
山頂まで、一合目、五合目などの石碑が建っているのも、いじらしい。
五合目を過ぎるとかなりの急斜面で、昇りごたえがあります!!まさに、「ファイトォ〜いっぱーつ!」って、感じです。
五合目から見上げるとこんな感じ↑
やった!!山頂に到着しました!!
二人とも清々しい顔していますね〜
道路に面して丘の上にある神社の、さらに上にある山頂なので、かなりの高さがあります!
興奮のあまりiPhoneで撮影を始める私と稲川さん(笑)。
富士塚に登ることができて、大満足です。
本堂をお参りし、もう一つのお社へ!
本道の脇の真っ赤な鳥居を抜けると...
「阿那稲荷神社」がひっそりとあります!
ひんやりとして、神秘的な雰囲気が漂っています。
ここのお堂で「銭洗い」をすると、「一粒万倍」になるそうで、
みんな「100万円にな~れ!」「これで、600万円になるぞ!」と、満足顔(笑)。りゅうくんは「おこづかいがいっぱいふえますよーに」って、お父さんは苦笑い★
品川神社は、「大黒天」、「品川富士」、「お稲荷さん」と開運を招いてくれる幸せのデパートのような神社でした(笑)。
待ちに待ったランチの時間です!みんな嬉しそうな足取りで、神社近くにある江戸前天ぷら屋さんへ一直線!この地域は、昭和37年頃まで漁師町として栄えていました。人びとは、東京湾の埋立により漁業権を放棄して、屋形舟や天ぷら屋さんへと転職していったそうです。
なんとも昔ながらな店構え!
稲川さんも散歩コースでお店の前を通るそうなのですが、入ったことがなかったということで、どんなお店か楽しみということでした(笑)!
店内は、すでにたくさんのお客さんで満席!
順番を待っている間に、お店の前で記念写真!メニューを片手に、どれにしようか迷います!
やっとお店に入ることができました〜!
フジテレビのとんねるずの番組で取材されたようですね!!キタナシュラン認定で、なんと星3つ!
壁には、有名人のサインがいっぱいで、天丼が出るまで、みんなで誰がいるかなんて雑談も。
グリーンボランティアの稲川さんと田中さん、そして、りゅうくんとお父さんの坂倉さん。はいチーズ!
みんなお腹ペコペコです(笑)!
わたしたちも、はいチーズ!
天ぷらがサクサクで、おいしかったです!懐かしい感じの天丼で、心がホット温まる感じがしました。
そんな天ぷら屋さんを後に、一人前の天丼もしっかり食べたりゅうくんは、午前の部のMVPです!
お父さんに手を引かれて、午後の舞台「両国」へ向かいます!
さてさて、午後の部は、どうなることやら??
この続きは、2014新年会 午後の部「江戸を学ぶ」編へと続きます!!!
お楽しみに〜★
Marimo
2014-01-21(Tue)